灼熱の個人邸見学

• 2011年6月22日

 

 

本日の全日制コース授業は、小澤先生の会社「庭樹園」様が作った個人住宅の「庭と外構」見学でした。小澤先生の会社「庭樹園」様は、練馬区の光が丘にて、手掛ける物件は必然的に、練馬区~板橋区および西東京エリアが中心です。
 午前10:00に、西武池袋線の某駅にて集合。最初の見学地は、一戸建ての賃貸住宅の外構物件です。こちらは、賃貸住宅とは思えない「プチまちなみ」の現場で、入居者が10年近く「入れ替わっていない」そうです。賃貸物件で、これだけ植物に囲まれた環境は、そうそう無いでしょうから、転勤でも無ければ出て行かないでしょうね。

 今日は、都合、6ヶ所も見学させていただくので、大急ぎで、次の物件へ移動です。次は、新築の個人邸。ウリン材をふんだんに使ったフェンス&デッキ、細部まで「使い勝手」を追求したデザイン。そして、何と言っても、植物の種類が豊富で、空間の広がりを感じさせる庭です。

素晴らしい!としか言いようがありません。
 昼食を挟んで、板橋区の物件へ。こちらも、雑木を中心に植栽した癒しの空間。お施主様が音楽家ということで、門扉は、なんと、このデザイン。

「ト音記号」をモチーフにしたデザインで、お施主様も、かなり気に入っているそうです。

 もう一ヶ所挟んで、最後は、こちらの物件を見学。“豪邸”と言うにも程がある、めちゃくちゃ広いお屋敷です。(冒頭の集合写真は、こちらの“門前”です。)

外構は、御影石の“背板”を使ったダイナミックなデザイン。植栽との相性もバッチリです。何と贅沢な物件でしょうか…

庭は、自然風の“モミジ山”でまとめられています。紅葉の時期は、凄まじい景色になるそうです。
 今日は、小澤先生のお仕事(物件)を通じて、数え切れない“デザインのネタ”を頂きました。6ヶ所も見学させていただいたので、オーバーフロー気味だと思いますが、早めにレポートにして、記憶を固定しておきましょうね。
 それにしても、今日の暑さは、何なんでしょうか?気候の急激な変化に、残念ながら体がついて行きません。皆さん、この時期の「屋外授業」は、体調管理に要注意です。
 そして、あまりにも似合いすぎる、小澤先生の“パナマ帽”姿で締め括ります。

小澤先生、今日は、暑い中、ご案内いただき有難うございました。