早速、安行造園・施工実習です。

• 2011年4月13日

 


 本日の全日制コースの授業は、「エクステリア施工実習」でした。天気も、絶好の実習日和。そして、実習地の安行造園さんの“サクラ”も満開!今日の授業は、例年よりも、2週間程、早いのと、桜の開花時期が遅かったことが重なり、どこを見ても“壮観”の一言です。
 授業は、毎回、担当の林好治先生が、ご自宅のお庭や裏山から摘んできた「植物の紹介」から始まります。今日は、スミレやカタバミなどの「野草類」、アブラチャンやクロモジなどの「樹木」を紹介してていただきました。「最近の造園業者は、ヒサカキやアオキなど、昔から庭園に使われていた樹木を使わなくなって来ている。昔の材料を、現代の感覚で使うことも大切」というお話は、記憶に残りますね。
 
 そして、いよいよ、「解体作業」に突入。昨年度の生徒が施工したブロック塀を、一旦、解体して、改めて、イチから施工します。壊したブロック塀は、専門業者に処分をしてもらっていますので、もう一度、コンクリート材料として“再利用”されます。
 今日は「解体」と「廃材処分」を行い、次回からは、実際にコンクリートブロック塀を施工するので、現場の寸法を測り、施工図面を書いて、ブロックの本数を拾い出さなければなりません。
 施工実習は、設計、構造、積算などの知識とも関連してきます。「実際に作りながら学ぶ」、そういう意味では、最も効率の良い勉強方法かもしれません。
 
 安行造園さんの“サクラ”が、あまりにも美しかったので、思わず記念撮影しました。