佐倉の「まちなみ」について

• 2010年5月28日

 

 若干、更新のタイミングがズレてしまいましたが、今週の26日(水)は、全日制コースの「まちなみ見学」でした。今回は引率しなかったので、その代わりに、生徒たちが見学した、まちなみ周辺の「千葉県佐倉市」の「歴史散策」スポットをご紹介します。
 まず、「佐倉城址公園」ですね。「佐倉城」は、江戸時代初期に、初代家康~2代秀忠と3代家光に仕えた「開幕」の立役者、「土井利勝」が築いた城郭です。現在は、建造物は全く残っておらず、「空堀」や「郭後」などの遺構から、当時の面影を偲ぶしかありません。「土井利勝」は、「柳生一族」との関わりが深く、「柳生十兵衛を公儀隠密に仕立て、諸国の外様大名の動向を監視していた」と言われています。「十兵衛が利勝に「調査結果」を報告するために、一度ぐらいは、この城に来たはずだ!」などと妄想しながら城郭の跡地を歩くと、楽しさが増加します。
 また、佐倉城址に隣接して「国立歴史民族博物館」があります。古代~現代までの日本の歴史を「一気」に見ることができる、絶好の場所です。復元展示や模型などが、極めて精巧にできているので、見るだけで解る!楽しい所です。
 その他には、某住宅地の「和風街区」のネタ元にもなっている「武家屋敷の保存地区」や「堀田家住宅」など、街中に歴史の匂いが立ち込める「千葉県佐倉市」。一日、楽しめる街です。